另一个家→Bleu。

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「君を殺した夜」
 夜光花 作

最初に引かれたのはタイトル、読んでみたら「小説だな」と思わず感嘆しちまった。でも、ドラマチックというのは物筋ではなく、主人公の気持ちの強さだ。

「ここから飛び降りたら、聡のことを愛してやるよ。」
10年前、幸也は聡に告白された。歩道橋の上に、自分の父と相手のお母さんの不倫にショックを受けて、普段から劣等感を持っている聡に、幸也はそういった。
躊躇なく飛び降りた聡に幸也は震えて逃げてしまった。それから、両親が離婚して、幸也も母とともに引っ越して新しい生活を始めた。
10年後、職場である学校に、聡も教師としてやってきた。幼いころの約束を守れない幸也に、聡はひどいことを口にしつつも、優しく迫っていた。

教師になっても自分より優秀な聡を見て、幸也は再び自己嫌悪に落ちたが、聡のことを考えずにはいられなかった。
「教師を辞めてくれ、そしたら付き合ってやる」。
また、条件を出して、取引みたいな言葉を口に滑ってしまった。殺されても手放せなかった聡はもがいて、やがて辞表を提出することにした。

結局、教師には向いてないと気づき、幸也は自分にできることを探すことに決めた。聡には教師をやってほしいといって、付き合い始めた。ただ、「好き」とはまだ言えないから、待っててほしいっと。
「もし後でやはりだめだといわれたら、俺はどうすればいい」聡はそう言ったが、ほしい答えはもらえなかった。
ただ「その時は好きにしていいよ」と言われた。

そのときは本当に幸也を殺してしまうだろう。
私はそう思った。
悪いエンディングではないが、あくまで残念だろう。
マイナス思考の幸也に苦しまれた聡に、何もいえなった。


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